石巻市・東松島市の外壁塗装 モルタル壁の劣化症状について
こんにちは
屋根・外壁塗装専門店イエガードです!
今回は外壁の材質の違いによる
劣化具合をお話いたします。
まずは、モルタル塗り工法の外壁についてです。
モルタル壁の特徴
モルタル系工法と材質の特徴は、
防水性が低く、塗膜が劣化すると
ひび割れ(クラック)が生じやすくなってしまいます。
塗膜の劣化はチョーキング(塗膜の粉化)
などで確認できます。
つまりチョーキング現象が
見受けられたら防水性がなくなって来ている
サインですので、塗装工事が必要になってきます。
防水性がないということは
外壁材自体が雨水を吸い込み中まで
傷みが進行してきます。
例えば、部分的な変色や変形等位の症状でしたら
部分補修程度で済みますが、
塗膜のチョーキング現象、苔、カビの繁殖、
部分的、全体的に剥離している状態の場合、
ヘアークラックや0.3mm以上のひび割れ
などが見受けられましたら、
全面的な塗装工事が必要になってきます。
ひび割れからサビ汁が発生していたり、
下地材の異常による外壁のたわみ、
壁と柱の隙間、基礎の沈下よる異常が
ある場合は塗装工事に加え、
壁材の削ぎ取り、下地材の大工工事、
モルタル塗りを行うなど、
費用がかさんできます。
チョーキング現象
外壁塗装のチョーキング現象とは、
塗料表面に白い粉状の物質が現れる現象です。
この現象は、塗料中に含まれる
顔料や添加剤が紫外線によって
酸化・分解され、表面に白い粉状の
残留物が付着することで起こります。
特に、塗料表面が長期間にわたって
日光や風雨にさらされた場合に発生しやすく、
外壁材の耐久性を低下させる要因となります。
チョーキング現象が発生した場合は、
塗膜の防水性がない状態なので
塗装する目安になります
ヘアクラック
ヘアクラックとは、
非常に細かくて目に見えにくい、
髪の毛のように細いクラックのことを指します。
主にモルタル壁や窯業サイディング、ALC、
床にも発生することが多く、
通常は幅が0.3mm以下であり、
よく見ないと確認しにくいことが多いクラックです。
ヘアクラックの原因としては、
建物の経年劣化や地震などの自然災害、
または外壁材の収縮や伸長によって
引き起こされることが多いです。
特に、コンクリートや石膏ボードなどの
硬い材料でできた壁に多く見受けられます。
ヘアクラックが発生した場合、
建物の耐久性や美観に悪影響を与える
可能性があるため、定期的な点検と
メンテナンスが必要となってきます。
小さなヘアクラックであれば、
シーリング材などの補修材を使って
補修することができますが、
大きなクラックが見つかった場合は、
場合によっては特殊な補修方法が
必要になります。
塗膜の剥がれ
塗膜の剥がれる原因は様々ありますが、
よく見られるのは施工不良による場合、
内部からの湿気が原因となる場合がほとんどです。
塗装する際にどんなにいい塗料を使っても
正しい施工方法を行わないと
数年で剥がれてきてしまいます。
お風呂場の外側が剥がれている場合は
湿気などが原因で剥がれるケースが多いようです。
再度塗装すれば綺麗にはなりますが、
原因を解決しないとまた剥がれてきて
しまいますので、注意しましょう。
まとめ
以上の写真が主なモルタルの劣化症状になります。
また、はじめにお伝えしましたように、
モルタル壁自体は防水性が低いため、
チョーキング現象が見られましたら
早めの外壁の診断と
塗装工事をおすすめいたします。